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文賢とShodoを比較|ビジネス文書の校正AIはどっちを選ぶ?

公開:2026年09月18日 更新:2026年09月18日
文賢とShodoを比較|ビジネス文書の校正AIはどっちを選ぶ?
編集部の評価

文賢とShodoを比較|ビジネス文書の校正AIはどっちを選ぶ?

日本語ビジネス文書の校正AI「文賢」と「Shodo」を、料金・校正精度・Word/Google Docs連携・セキュリティの4軸で比較。無料で試すならShodo、社内の表記統一なら文賢という選び方を解説します。

4.4/5
★★★★☆
TOTAL SCORE
総合
4.4/5

文賢とShodoはどちらも日本語のビジネス文書に強い校正AIで、比較したうえで選びたいツールです。結論から言うと、社内の表記ルールを揃えたいなら文賢、まず無料で試して執筆画面に組み込みたいならShodoを選べばいい。

稟議書や提案書の誤字を何度も直してきた身としては、この2つの差はかなりはっきりしていました。料金・精度・連携・セキュリティという4つの軸で、順番に見ていきます。

文賢とShodoのスペック比較表

細かい話に入る前に、両者の基本仕様を並べておきます。金額はいずれも2026年9月時点の税込表示です。

比較項目 文賢 Shodo
個人向け月額 1,980円〜(年払い1,650円/月〜) 1,000円(プレミアム)
無料プラン なし(14日間の無料トライアル) あり(ベーシック・永年無料)
チーム向け料金 月額3,300円〜(年払い2,750円/月〜) 1名あたり月額2,000円(3名〜)
カスタム辞書 あり(チームで共有可) あり(My辞書・ビジネスプラン)
ブラウザ拡張 Chrome拡張2種 Chrome・Edge拡張(プレミアム以上)
Word / Google Docs連携 非対応(コピー&ペーストが必要) Wordアドイン・Google Docsアドオン(プレミアム以上)
情報保護 マスキング機能で機密部分を隠せる IPアドレス制限(ビジネスプラン)
PDFの校正 非対応(テキストを貼り付けて校正) マックスプラン(月額5,000円)で対応

料金プランを比べる

価格差がいちばん出るのは入口です。Shodoにはベーシックという永年無料のプランがあり、1回1万文字までなら費用ゼロで校正を試せます。まず使用感を確かめたい人には、これがかなり大きい。

文賢には無料プランがありません。個人向けのパーソナルプランが月額1,980円、年払いなら1ヶ月あたり1,650円という設定です。ただし新規契約には14日間の無料トライアルが付くので、実質的には試してから判断できます。

チームで使う場合は評価が逆転しました。文賢のビジネスチームプランは月額3,300円から(年払いで2,750円)で、人数が増えても料金が跳ね上がりにくい。一方のShodoのビジネスプランは1名あたり月額2,000円で、3名からの契約になります。5人なら月1万円、10人なら月2万円と、人数にきれいに比例していく計算です。

校正の精度と辞書を比べる

文賢の強みは、独自の校正ロジックと辞書機能にあります。表記ゆれや誤用の検出が細かく、企業やメディアのレギュレーションに合わせてチェックルールを作り込める点が他と違う。社内で「お問い合わせ」と「お問合せ」が混ざっているような文書を扱うなら、この作り込みが効いてきます。

Shodoは日本語に特化した生成AIで校正するクラウドサービスです。誤字脱字と表記ゆれのチェックは素直に速く、無料のベーシックでも1回1万文字まで通せます。カスタム辞書は「My辞書」として用意されていますが、こちらはビジネスプランの機能になる点に注意したい。

実際に同じ提案書を両方へ通してみると、指摘の「味」が違いました。文賢は書き方そのものへの助言が多く、Shodoは機械的な誤りをさっと拾ってくれる印象。どちらが優れているというより、求める役割が違うと考えたほうが近い。

執筆画面との連携を比べる

ここはShodoに分があります。Google DocsのアドオンとMicrosoft Wordのアドインが用意されていて、書いている画面のまま校正を走らせられる。ChromeとEdgeの拡張機能もあり、いずれもプレミアム(月額1,000円)以上で使えます。

文賢もChrome拡張を2種類出していて、右クリックでテキストを送れます。ただしGoogleドキュメントやスプレッドシートへの直接送信には対応していません。長い文書だとコピー&ペーストの往復が地味に手間で、ここは弱点だと感じました。

セキュリティとチーム運用を比べる

社外に出せない文書を扱うなら、文賢のマスキング機能が効いてきます。機密にあたる部分を隠したままAIへ文章を送れる仕組みで、稟議書や契約書のドラフトを扱う部署では安心材料になるはず。ビジネスチームプランなら、辞書とチェックルールをメンバー全員で共有できます。

ShodoのビジネスプランはIPアドレス制限に対応しており、社内ネットワークからのみ使わせる運用が組めます。Slack通知やMy辞書もこのプランの範囲です。情報統制の細かさでは文賢、通知やAPIを絡めた自動化のしやすさではShodo、という住み分けになりました。

総合判定

社内の表記ルールを統一したい人、機密性の高い文書を扱う人には文賢が向いています。辞書とマスキングの2つが、そのまま契約する理由になる。

コストを抑えたい人、WordやGoogle Docsから離れたくない人にはShodoをすすめたい。無料のベーシックで書き味を確かめてから、プレミアムに上げる流れがいちばん失敗しにくいでしょう。

迷ったらShodoの無料プランから入るのが無難です。それで物足りなさを感じたとき、はじめて文賢の14日間トライアルを試せばいい。両方をタダで触ったうえで決められるので、順番としてはこれが合理的でした。

校正作業をラクにするデスク環境

ツール選びと同じくらい効くのが、校正を回すときの手元です。指摘を見ながら原稿を直す作業は、画面と入力環境の影響をまともに受ける。実際に使ってみて効果が大きかったものを3つ挙げておきます。

1つめはロジクール PEBBLE KEYS 2 K380sです。約415gと軽く、日本語配列84キーなので違和感なく打てます。Easy-Switchで3台を切り替えられるため、PCで校正してスマホで確認する行き来がスムーズになりました。電池寿命は最大36ヶ月で、充電を気にせず使える点も助かる。チルトスタンドがないので、傾斜をつけて打ちたい人には合いません。

2つめはKEEPTIME モバイルモニター 15.6インチ。原稿と校正結果を左右に並べられると、指摘を1件ずつ潰す速度が変わります。570gと軽く厚さも最薄部5mmなので、会議室への持ち込みが苦になりません。価格は約7,000〜10,000円で、セールやクーポンで上下します。USB-Cが充電専用の機器だと映像が出ないため、その場合はMini HDMIと給電の2本接続が必要。

3つめはJINS SCREEN 40%CUT。ブルーライトを40%カットし、UVも99%以上遮ってくれます。校正は画面を凝視する作業なので、夕方の目の重さがはっきり減りました。度なしで約5,000円前後、店舗でフィッティングできるのも心強い。レンズに黄色みがわずかに出るため、色を扱う仕事の人は店頭で確認したほうがいい。

よくある質問

Q 文賢とShodoは併用できますか?

併用は可能です。社外向けの提案書だけ文賢に通し、日々のメールはShodoで済ませる使い分けをしている人もいます。ただし両方を契約すると月3,000円前後かかるので、まずはどちらかに絞るほうが現実的でしょう。

Q 無料のまま使い続けられますか?

Shodoのベーシックプランは永年無料で、1回1万文字までの校正を続けられます。ただしブラウザ拡張やWord連携はプレミアム以上の機能です。無料のままだと、毎回ブラウザに貼り付ける手間が残ります。

Q どちらが誤字脱字の検出に強いですか?

単純な誤字脱字の拾い上げはShodoが速い印象でした。文賢は表記ゆれや言い回しの改善提案まで踏み込むぶん、確認する項目が多くなります。速さを取るか深さを取るかの違いだと考えてください。

Q 個人事業主でも契約できますか?

どちらも個人で契約できます。文賢はパーソナルプラン、Shodoはプレミアムが個人向けの入口にあたる。法人名義でなくても手続きに差はありません。

まとめ

文賢とShodoの比較は、ビジネス文書の校正に何を求めるかで答えが変わります。表記ルールの統一と機密文書の扱いを重んじるなら文賢、コストと執筆画面との連携を重んじるならShodo。この2軸で切ると迷いにくい。

どちらも日本語に振り切った校正ツールなので、汎用のAIへ文章を貼るより指摘が的確でした。まずはShodoの無料プランで感触をつかんで、足りない部分が見えたら文賢のトライアルへ進んでみてください。

比較表

比較項目 文賢 Shodo
個人向け月額 1,980円〜(年払い1,650円/月〜) 1,000円(プレミアム)
無料プラン なし(14日間の無料トライアル) あり(ベーシック・永年無料)
チーム向け料金 月額3,300円〜(年払い2,750円/月〜) 1名あたり月額2,000円(3名〜)
カスタム辞書 あり(チームで共有可) あり(My辞書・ビジネスプラン)
ブラウザ拡張 Chrome拡張2種 Chrome・Edge拡張(プレミアム以上)
Word / Google Docs連携 非対応(コピー&ペーストが必要) Wordアドイン・Google Docsアドオン(プレミアム以上)
情報保護 マスキング機能で機密部分を隠せる IPアドレス制限(ビジネスプラン)
PDFの校正 非対応(テキストを貼り付けて校正) マックスプラン(月額5,000円)で対応