PLAUD NOTE 実機レビュー|会議の議事録づくりが5分で終わるAIボイスレコーダー
カードサイズのAIボイスレコーダー PLAUD NOTE を1か月使った実機レビュー。録音から文字起こし、GPT-4o連携の要約までの実力と、サブスク費用という弱点を正直にまとめました。
会議のあとに議事録をまとめる時間が惜しい人に、まず試してほしいのが PLAUD NOTE です。カードサイズのAIボイスレコーダーで、録音から文字起こし、要約までをスマホアプリ側が引き受けてくれます。実際に社内会議で1か月ほど持ち歩いてみた率直な感想を書きました。
PLAUD NOTE のスペック・価格
まずは基本スペックの確認から。
- 価格: 公式27,500円(税込)/Amazon・楽天の実売は2万円台前半が中心
- サイズ: 54.1×85.6×2.99mm(クレジットカードとほぼ同じ)
- 重さ: 約30g
- バッテリー: 最大30時間の連続録音
- ストレージ: 64GB
- 対応言語: 文字起こし112言語以上
- AI連携: GPT-4o ほか複数モデルで要約・話者識別
- 文字起こしプラン: 無料Starter(月300分)/年額プロ16,800円(月1,200分)/年額無制限40,000円
文字起こしには無料枠があり、月300分までは追加費用なしで使えます。それを超えると年額プランが必要になる点は、購入前に頭へ入れておきたいところ。
実際に使ってよかった点
スマホの背面に貼ったまま存在を忘れられる
厚さは約3mm、重さは30gほど。マグネットでスマホ背面に吸い付くので、持ち歩いている感覚がほとんどありません。使い始めて気づいたのが、「録音し忘れ」が激減したことです。会議室に入ってスマホを机に置き、そのまま録音ボタンを押すだけ。専用のICレコーダーをカバンから探す手間が消えました。
要約の精度が高く、そのまま議事録に貼れる
文字起こし自体は他のAI議事録ツールでも珍しくありません。PLAUD NOTE が効いてくるのは、GPT-4o 連携の要約テンプレートです。30分の打ち合わせを放り込むと、決定事項とタスク、担当者の一覧が数分で返ってきました。固有名詞の誤変換は残るので、最後に自分の目で通す前提。それでも、ゼロから書き起こす作業に比べれば体感で5分の1ほどの手間です。
英語が混じる会議でも崩れない
海外拠点とのオンライン会議で試したところ、日本語と英語が入り混じった発言もきちんと拾ってくれました。対応言語は112以上。英語の会議を日本語で要約させる、という使い方もできます。海外ベンダーとのやり取りが多い部署なら、ここだけでも導入の理由になるはず。
気になった点
いちばん引っかかるのはランニングコストです。本体を買えば終わりではなく、月300分を超える文字起こしには年額16,800円のプロプランが要ります。週に何本も長い会議がある人だと、無料枠は月の前半で尽きる計算。購入前に自分の会議時間を月単位で数えておくと、あとで後悔しにくくなります。
もうひとつは本体にディスプレイがないこと。録音中かどうか、残量がどれくらいかはスマホアプリを開いて確かめます。慣れれば気になりませんが、最初の数回は「ちゃんと録れているか」が不安でアプリを何度も覗きました。画面付きが良ければ、上位機という選択肢もあります。
こんな人におすすめ
- 週に3本以上の会議があり、議事録を自分で書いているオフィスワーカー
- 対面の商談メモを手書きで取るのをやめたい営業職
- 英語が混じる打ち合わせを日本語で整理したい人
- ICレコーダーの持ち運びが面倒で結局使わなくなった人
逆に、月に数回しか会議がない人や、音声をただ保管したいだけの人には向きません。スマホの標準録音アプリで足ります。
画面付きや50時間の連続録音が必要なら、上位機の PLAUD Note Pro も候補。価格は30,800円で、骨伝導マイクによる集音にも対応しています。終日の出張が多い人は見比べてみてください。
よくある質問
無料のStarterプランで、月300分までの文字起こしと要約が使えます。1回30分の会議なら月10本ほど。それを超えると年額プランへの切り替えが必要になります。
本体に64GBのストレージがあり、最大30時間ぶんの録音を溜めておけます。アプリと同期したあとはクラウド側で管理する流れ。容量が足りずに困った場面は今のところありません。
どちらにも対応します。対面では机に置いて周囲の声を拾い、オンラインではスマホとBluetoothでつないで通話音声を録ります。Web会議ツールの種類を問わず使えるのが強みです。
自分用の音声メモとして使う人も多いようです。移動中に思いついた企画を吹き込んでおくと、あとでテキスト化されて残ります。電話のメモ代わりにも重宝しました。
まとめ
PLAUD NOTE は、会議のあとに残る議事録づくりの時間を丸ごと削ってくれる文字起こしデバイスです。カードサイズで持ち運びが苦にならず、要約までアプリ任せにできる点が一番の価値だと感じました。サブスク費用という弱点はあるものの、週に何度も会議がある人なら数か月で元が取れる計算。まずは無料枠の月300分で、自分の働き方に合うかどうかを試してみてください。